원문 : http://blog.otomate.jp/staffblog/2012/10/post-1045.html


皆様こんにちは。【ワンド オブ フォーチュン総合DX】担当、デザインファクトリーのいわたです。
諸事情により、今回はいきなりお知らせから参ります! では、いっくぞー!!


▼ワンド2FD公式サイト更新!


公式サイトにて、「ギャラリー」に「あなたとの物語2」のCG4枚を追加しております。
今回は敢えてシナリオをつけていません。雑誌の方では少しだけ出したんですけどね(笑)
ぜひご覧ください。すごく綺麗に仕上がってます!

残りのキャラクターはまた後日。もうしばらくお待ちくださいね!


▼「オトメイトマガジンvol.2」読者アンケート実施中!

『B’s-LOG別冊 オトメイトマガジンvol.2』が2012年12月1日発売予定です!

現在下記のサイトにて、本誌に掲載する読者アンケート企画『オトメイト総選挙』のための
キャラクター・作品の人気投票などを兼ねたアンケートを行っております。

アンケートページはこちらから

結果は12月1日発売の本誌にて発表いたします。
ご回答時にいただいたコメントも、誌上にてペンネームと共に掲載させていただく場合がございます。
なお、アンケートはおひとり様1回限りです!

【集計期間】
 2012年10月19日15:00~11月10日24:00まで


ちなみにビーズログブック様の公式ツイッターでは一部ランキングの中間発表がありまして、
「一番好きなキャラクター部門」で現在アルバロさんが一位だそうです。

…………大丈夫か?(真顔)

あくまでも中間発表なので(笑)、今後どうなるかを楽しみに見守っていきたいと思います……。


▼「オトモバ検定」実施中!


以前にもお知らせいたしましたが、現在オトメイトモバイルにて、「オトモバ検定」が実施中です。
もちろんワンド2も参加しておりますので、会員の方はぜひ挑戦してみてください!

実施日時 10/22~11/12


 


スマートフォン版の画面だと、こんな感じになってます。
全部で10問の問題を、お馴染みのキャラクターたちが出題してくれますよ!
さっき私もやってきましたが、自分で作った問題ながら結構厳しいなと思いました。(笑)
結果報告のキャラメールもいい感じに可愛く作れたので、楽しみにしていてくださいね。



さて、なんで今回はいきなりお知らせからなのかというと、ハロウィンスペシャルだからです!
続きからはハロウィンネタの小話を入れてあります。

……実はハロウィンのこと思い出したのがついさっきだなんて言わないよ。

焦ってグラフィッカーの子たちに画像を用意してもらいました。(笑)
ささやかではありますが、楽しんでいただければ幸いです。

それでは、始まり始まりー!!









▼はじまりは不審者との出会いから




「やあ。こんにちは、ルル。君を待っていたんだよ」
「……? ルルのこと、しってるの?」
「そうだね。知っているけれど、今はまだ知らないことになっているんだ。不思議だね」
「?? よく、わからないの……?」
「これは夢だと思えばいいんじゃないかな。君だって、そんな小さな姿をしているんだし」
「ルル、ちいさくないの! もうおとななの!」
「大人? そうなんだ、困ったな。これから君にかけてあげる魔法は、子供にしかきかないんだ」
「えっ……まほう? ルルに、まほうかけてくれるの?」
「うん。どうする?」
「…………。えっと……、ルルはおとなだけど、こどもでもあるの。だから、かけて!」
「あはは、大人で子供だなんて、君はやっぱり不思議だね。……いいよ。魔法をかけてあげる」
「うんうんっ!」
「それじゃ、目を閉じて。3つ数えたら、君は素敵な魔法にかかっちゃうよ」
「うんっ! いーち、にー……」
「……さん」

(ぱちーん☆)



「わあっ……!! ルル、まほうつかいになったの!」
「うん。今日はハロウィンだから、その格好でみんなのところに行ってごらん。
 そして、特別な魔法の呪文を唱えるんだ」
「じゅもん……?」
「そうだよ。呪文は【トリック・オア・トリート】。ちゃんと言えるかな?」
「えと……、とりっく・おあ・とりーと!」
「うん。すごいね、ルル。ちゃんと言えてるよ」
「えへへ、まほうつかいだもん! とりっく・おあ・とりーと!」
「そうそう。その呪文を唱えると、きっとみんなが美味しいお菓子をくれるからね」
「おかし!? ルル、あまいのだいすき!」
「よかったね。それじゃルル、行っておいで。みんな待ってるよ」
「はーい! どうもありがとう!」






▼そして最初に出会ったのは……



  


「ユリウス、ノエル! こんにちは!」
「うわ、ここで待ってれば小さなルルに会えるって聞いたけど、ほんとだったんだ」
「ああ、驚いたな……。しかしルル、なかなか素敵な格好をしてるじゃないか」
「ほんと? ルル、すてき? かわいい?」
「ああ、もちろんだとも! こんな可愛い魔女は見たことがないぞ」
「ははっ、そうだね。すごく可愛いよ、ルル」
「えへへ……。あのね、ルル、これからふたりにまほうをかけるの! だからねっ……」
「うん、わかってるよ。ちゃんと準備してあるから、呪文を唱えてくれるかな?」
「頑張れ、ルル! 上手に言えたらご褒美があるからな!」
「うんうんっ! えーと、えーと…………とりっく・おあ・とりーと!」

「うわあー、すごい魔法にかかってしまったぞー! これは大変だー!」
「……ノエル、ちょっとわざとらしくないかな、それ」
「ええい、うるさいうるさい! おまえは黙っていろ、ユリウス!」


 


「それじゃ、ルル。俺からはこのクッキーをあげるね」
「僕からはチョコレートだ! とっても甘くて美味しいんだぞ」
「わぁい!」



「ユリウス、ノエル、ありがとうなの! あとでだいじにたべるねっ」
「ああ。気を付けて行くんだぞ、ルル。転んだりしないようにな!」
「それじゃね、ルル。ばいばい」






▼ご満悦のルルが次に見つけたのは……



  


「おー、ルル。またちっこくなっちまって、大丈夫か?」
「ちっこくないもん!」
「オレより小せーのは間違いねーだろが。ったく、面倒くせーな」
「ふふ……、そう言ってやるなラギ。おまえは女心というものをもう少し勉強した方が良い」
「知るかんなもん」
「ビラール、こんにちは! ルルね、きょうは、まほうつかいにしてもらったのよ!」
「ああ。とてもよく似合っている。魅力的すぎて困ってしまうほどだぞ」
「ほんとー? えへへ、ありがとう!」
「…………」
「(じぃぃぃぃっ……)」
「……ラギ」
「っくそ、わかったよ! ……あー、その、似合ってんぞ」
「……なんだかこころがこもってないの」
「ほっとけ! とにかくアレだ、おまえ、菓子が欲しいんだろ? さっさとナンタラって言え!」
「もー、ナンタラじゃないの。とりっく・おあ・とりーと! なの!」


 


「上手に言えたな、ルル。これは褒美のマカロンだ。おまえの大好物だろう?」
「ありがとう、ビラール! マカロンだいすきよ!」
「んじゃオレからは、このキャンディーだ。お子様にはお似合いだろ?」



「ううっ、ルルはおとなだもん! キャンディーは、おとなだってたべるの!」
「そーかよ。……ま、確かにおまえはでかくなっても喜んで食いそうだよな」
「ラギ、そういじめてやるな。ルル、気にせず食べてくれ。とびきり美味しいはずだからな」
「……うん! それじゃあね、ビラール、ラギ!」






▼順調にお菓子狩りを続けていたはずが……



 


「あっ! エストエスト、エストーーーーーーっ!!!」
「ちょっ……、ストップ!!」
「!!」
「はあ……。足元も見ないで走るのはやめてください。転んだらどうするんですか」
「う、うん。ごめんなさい、エスト……」
「お菓子ならちゃんと用意しています。ただ、ルル。甘いものばかり食べていると、後で後悔しますよ」
「ふぇ……?」
「虫歯になったら大変です。お菓子は少しずつ食べること。全部一度に食べてはいけません」
「う、う……?」



「それと、食べた後は必ず歯磨きをしてください。あと、僕を見つけても飛びかからないこと」
「……おせっきょうばかりなの……」
「約束できないならお菓子はあげません。どうしますか?」
「うう……、わかったの! とりっく・おあ・とりーと!!」



「……まあ、約束ですからお菓子はあげましょう。アミィに作ってもらったカップケーキです」
「わあっ、あまくておいしそう! いただきまー……」
「ルル」
「…………。わ、わかってるの……。これは、あとにするの……」






▼そして最後に現れる天敵



 


「やあ、ルルちゃん。可愛い恰好して、どこに行くのかな?」
「アルバロ! あのね、アルバロをさがしてたのよ!」
「ふーん、そっかそっか。それは光栄だなあ」
「うんうんっ!」
「うんうん」
「…………」
「…………」
「……あのね、ルルはね、アルバロにまほうをかけて、お菓子をもらいにきたの」
「うん、知ってるよ。いつでもどうぞ?」
「! うんうんっ! それじゃ、えっと……とりっく・おあ・とりーと!」

「…………」
「…………」



「……アルバロ……? ルルのまほう、きこえた……?」
「うん。……だけどルルちゃん、君、何か勘違いしてるんじゃないかな?」
「えっ?」
「Trick or Treatって、【お菓子】か【悪戯】か、どっちかを寄越せってことなんだよ」
「そ、そうなの……?」
「そう。だから俺は、お菓子じゃなくて悪戯にしようかなって思ってるんだけど」
「いたずら……?」
「うん。ルルちゃん、ちょっと目を閉じて、3つ数えてみてくれる?」
「…………」
「嫌だなあ、そんなに警戒しないでよ。後でちゃんとお菓子もあげるからさ」
「……ほんと……?」
「うんうん、ほんとほんと。だからほら、目を閉じて」
「……うん……」

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

「いーち……」

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

「にー……」

  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

「……さん……?」

「はい、目を開けてみて」
「うん!」






「……悪い子にはお仕置きだ。わかったかクソガキ」




「ひっ……」



 


「あはは、ちょっと刺激が強すぎたかな? ごめんごめん、ルルちゃん。ルルちゃーん?」



「……うーん、すっかり気絶しちゃってるね。ま、いいか。約束のお菓子はここに置いておくよ」
「美味しい美味しいヴォルカノ・ボッカキャラメル。……食べた後の反応も楽しみだね」






▼最後のシメはまた彼が




「……あれ。こんなところに小さなルルが落ちているね。どうしたんだろう」
「う、う……。黒いアルバロに食べられちゃうの……」
「? ルル? 起きてごらん、怖い夢はもうどこかにいっちゃったよ」
「う……?」



「おはよう、ルル。みんなにたくさんお菓子はもらえたのかな?」
「! うんうんっ、みて、こんなにいっぱいなの!」
「そう。よかったね。……それじゃ、最後に僕からもひとつ」



「この魔法の薬を飲み干せば、君は元通りになる。たくさん夢で遊んで満足したら、これを飲んで」
「うん……? まほうのおくすり?」
「そうだよ。今の君もとっても可愛いけど、本当の君のことを待ってる人もたくさんいるから」
「……うん、わかったの。ルル、お菓子を全部食べたら、このおくすりをのむね!」
「いい子だね、ルル。約束だよ。……それじゃ、残り少ないこの夢を楽しんで」
「はーい!」

「……ついでに、この良くない感じのするキャラメルは僕がもらっておくよ。
 なんとなく君が食べるのは可哀想な気がするから」
「???」


END



はい! ちょっと駆け足気味ではありましたが、これにて今年のワンドハロウィンはおしまいです。
相変わらず幼女に対しては大人げないアルバロさん。彼が幼女にデレる日は来るのでしょうか……。
……それはそれで気持ち悪いか。(笑)


それでは、今週はこの辺で!
ハロウィンの小さな画像はツイッターアイコンとしてもご使用いただけます。
よろしかったらご自由にお持ち帰りくださいね! それではー!!


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검색 키워드 : 할로윈


스탭 블로그/완드오브포츈 총합DX l 2012. 10. 27. 12:12

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