원문 : http://blog.otomate.jp/staffblog/2009/07/post-145.html
皆様こんにちは。【ワンド オブ フォーチュン】担当、デザインファクトリーのいわたです。
金曜はワンドと薄桜鬼の記事を毎週更新しているわけですが、どちらも求められるカラーが違うので
実は地味に頭の切り替えが大変だったりします。(笑) 今週は特にそうですねえ。
まあ、ワンドはワンドらしくいきましょう! 特に今週は、ついにアレの結果が出たわけですしね!
ところで先週薄葉カゲローの病気によるルルの水着姿を公開したわけですが、……すみません皆様、
届いたメールがちょっとおかしかったのは仕様ですか?(笑) ものすごく丁寧な言葉で綴られても、
要約すると「尻もいい。だがやはり乳だ。次は真正面からのショットを所望する」というメールが
やたらと目に付いたんですが……
……すみません皆様、丁寧な言葉の裏に明らかな何かが見えています。隠れてない!隠れてないよ!
うちのルルをどうしたいんですか、と薄葉カゲロー含めて私は世間様に問いたい。どうなんですか!
ワンドのCEROはBです。皆様どうかそこのところをお忘れなきようお願いいたします……(笑)
そしてワンドが乙女ゲーであることも、できたら覚えておいていただけると助かります……。
あ、そうそう。「オトメイトモバイル」にてフォーチュンクッキーのアルバロとエスト版が出ました。
二人ともそれぞれ「らしい」感じに仕上がっていると思います。よろしかったらぜひ。
フォーチュンクッキーですが、とりあえずEDのあるあとふたりの分は作ろうかなと思ってます。
作ってもいいですかー?と聞いてみたらOKが出たので! ワンド草の根運動は継続中です(笑)
なんか島さんが水曜に壮大な夢を語ってたので私も言っとこう。
そんならうちも、「ミルス・クレア パーティー♪2010」と「ワンド アニメ化決定!」を
夢に見ておきたいと思います! いつか実現するといいな!(笑)
<今週のメニュー>
・ドラマCD発売決定!
・公式ガイドブック発売決定!
・「オトメイトパーティー♪2009」ワンド編
・人気投票結果発表!
……またえらく長くなりそうな予感がひしひしと……(笑) よかったらお付き合いくださいねー。
■「ワンド オブ フォーチュン ドラマCD 呪われた予告状」(9/30発売予定)
既に販売元のティームエンターテインメント様の方にページができています。あらすじやジャケット画像を
確認できますので、どうぞ行ってみてください! ドラマCD出せるの本当にうれしいです!
あらすじは……なんだかこれ見ただけで内容が予測できそうな感じですみません。(笑)
一発目なので、かっ飛ばして行こうと思っております。ええ、コントですよ。もちろんコントですよ……。
雰囲気的にはミッションイベントを派手にした感じ……になるでしょうか。変な組み合わせのチーム対抗戦に
なっているんですが、なんだかとってもカオスな感じです。収録がものすごく楽しみです(笑)
また近くなりましたら、恒例の台本一部紹介などさせていただきますね。まずはご報告まで!
■「ワンド オブ フォーチュン 公式ガイドブック」(8月下旬~9月上旬発売予定)
公式ガイドブック。いわゆる攻略本です。表紙は見ての通りの描き下ろしとなっております。
なんでユリウスとアルバロ?と聞かれそうなんですが、これはなんでだったかな……。確か攻略本ということは
つまりEDを迎えるための教科書、つまり勉強だから勉強風景にしようという話になって、ルルが勉強するのを
邪魔するのは誰だ?という人選だったと思います。……適任ですよね。(笑)
ユリウスはノーマル状態なら勉強相手にとても良いと思うんですが、いかんせん見ての通り病気モードなので
邪魔にしかなりません。そしてアルバロには最初から邪魔する気しかありません。とても残念な二人です。
既にフルコンプされた方にはあまり用がないかもしれませんが(笑)、攻略のお供にぜひ一冊どうぞ。
■「オトメイトパーティー♪2009」ワンド編
まず、パンフレットの描き下ろしはビラールにヘッドロックをかけられているノエルとラギでした。(笑)
さすがファランバルドの戦士、たくましい腕です。嫌そうな顔のノエルとラギがかわいく見えますね!
薄葉カゲローのインタビューには各キャラクターを漢字1文字で表したとしたら、という項目がありましたが、
これ説明も何も書いてなかったので、ちょっと誤解を招いたようです。メールでもご意見いただいてました。
ノエルに選んだあの1文字なんですが、あれは彼をバカにして選んだものではないんです。
あの文字……というかあの「言葉」は、ノエルルートにおいてのテーマです。そこに至るまでに周囲に与える
印象、そして最大の肝になるセリフに入っていた文字です。あの1文字を認め、乗り越えることが彼のお話の
テーマでしたので、選んだものなんです。言葉足らずで誤解させてしまったことは本当に申し訳ありません。
ただ、薄葉カゲローも私も、ワンドのキャラクターはメイン・サブに関わらず本当に大切に作り上げていて、
誰一人遊び半分で扱ったことはありません。どうかご理解いただけると嬉しいです。
(※パンフレットのネタバレを避けるため、少し濁した書き方をしております。申し訳ありません!)
さて、ここから本番ですね。今回のオトメイトパーティーは複数タイトルのイベントでしたし、何よりチケット
発売がワンドの発売前でしたので、アウェー間違いなしの状況は覚悟の上でございました!
だがしかし、こういうのは逆に俄然燃える状況です。私そういうの大好きです。なので、ワンド関係の台本は
ひたすらおバカにキャッチーに!を目指しました。……多分。そうなっていたと……思います。(記憶が……)
あの会場の1人でも2人でもいいから「なによ結構ワンド良くない?帰りに買って帰っちゃおう!」なーんて
思ってもらえたら本望だ!と思ってました。(笑) 開演前にバッタリ楽屋裏でお会いできた声優様方にも、
「今日は勝負です」といらぬプレッシャーをかけたりもしました。頑張ってくださってありがとうございます。
そんなわけで、ワンドは昼の部では声優さん登場前コント、各コーナー出演、主題歌前フリコント、主題歌、
後は確か終演後のアナウンスもそうだったかな。その辺が主な出番でした。
そして夜の部では、やはり声優さん登場前コント、各コーナー出演、朗読劇という名のコントでした。
実は薄桜鬼の方にも書いたんですが、今回ワンドと薄桜鬼――つまり私の担当タイトルの台本締め切りが
結構ギリギリになってまして(笑)、担当の島にはかなり迷惑をかけたんですが、その後のリテイク祭りで更に
迷惑をかけることになるなんてそのときは予想もしておりませんでしたよ。(うわー)
内容のリテイクというより、私がやりすぎて「朗読」というより「演劇」の台本にしてしまったせいで(笑)
昼の部、夜の部を両方ご覧になった方がいらしたら、もしかしたら気づいていたかもしれないんですが、実は
ワンドと薄桜鬼だけ、朗読劇のときに声優さんの立ち位置がちょっと特殊だったんです。マイクスタンドの。
これはもうワガママ炸裂させてもらった結果なんですけども。(本当にすみません……!)
特にワンドの初稿はすごかったです。もうスタンド無視してハンドマイクで舞台中央に出て行くとか(笑)、
邪険にされたノエルはその場に倒れ、ラギとビラールは移動のときにノエルを踏んでいくとか(※フリです)、
すごいことばかり書いてありました。今思い返すとできるわけねーだろ!と思うんですが(笑)
多分脳内で動いてるのが完全にキャラクターだったんでしょうね……。
それである程度改稿したんですが、どうしても動いて欲しくて、とりあえずラギ@柿原さんにだけ、最初の
立ち位置から移動してもらうことにしました。ノエル@鈴木さんには倒れるのではなくうずくまってもらい、
後はオンステージに……(笑) でも、オンステージにふさわしい大活躍でしたよね!
あの早口は、もう観客に何言ってるかわからなくてもいいから速さ重視で、と指定してありまして、結果の
ラギとビラールの反応も「成功した場合」「間違えた場合」の二種類用意してあったんですが、個人的には
鈴木さんなら絶対成功するだろうと思っておりました。だって収録のときもほとんど噛むことなかったから!
結果はご存知の通りでした。ちなみにあそこで何と言っていたかは以下の通り。皆様もレッツ・チャレンジ!
それはある日の放課後、恐怖の魔女ヴァニア先生に捕まった
ノエル・ラギ・ビラールは意味がわからないミッションを与えられ
意味がわからないまま夜の学校を探索し
やはり意味がわからないにも関わらず目当ての場所に辿り着き
まったく意味がわからないが今まさにそれを解決すべく
お茶の間の皆さんが意味もわからないままに見守る中
意味がわからない魔法を使おうとしているところである!
おまえ「意味がわからない」を使いたかっただけだろう、と言われそうですが、多分その通りです。(笑)
そしてその後、大きな魔法を成功させるために三人がそれぞれ試練に挑むわけですが、ここのパートも
無駄に三人分律儀に全部作ってありました。誰がじゃんけんで勝ってもいいようにしてあったというわけで、
つまり「恥ずかしい過去」も「甘いセリフ」も三人分書いたんですが……
今、ボツネタをここに載せようと思ってフォルダ漁ってみたら、どうやらリテイクのときにデータを上書き
してしまったようで、残ってませんでした。(笑) あれー? 残念です。頑張ったのに。
そして最後のアレは、私は思いっきり「食べてください」と指定したものの、案の定完成台本の指定では
「食べなくてよし」と書いてあったんですよ。なのに、蓋を開けてみたら思いっきり食べてて(笑)
あれこそ役者魂ですよね! さすがです! かっこいい! 魅惑のオンステージ!!
……ノエルじゃなくて鈴木さん宛てだと思うといくらでも褒め言葉が出てきます。不思議だなあ。
終演後の楽屋で鈴木さんとお話していたときに、ゲームの感想、特にノエルのことを気にしてらしたので、
皆様からいただいてた感想の一部をいろいろとお話させていただきました。すごく喜んでおられましたよ!
なんだかえらく気の早いことを仰られていたような気もしますが(内容は秘密です/笑)、そうですねー、
本当に実現するといいですよね! うん、やっぱり草の根運動を頑張るしかないっすな。
高橋さんは発売後1カ月でまだフルコンプしてない人も多いだろうということを気にしてくださって、
あのやりにくいカタコトのまま頑張ってくださいましたし、柿原さんも二階席まで出向いてくださったり
ツンデレセリフで会場を沸かせたりと本当に頑張ってくださいました! ありがたい限りです。
とにかく、とっても楽しい1日になりました。私はものすごく楽しみましたが、皆様はどうでしたか?
次回があれば、今度はワンドメンバー勢ぞろいとかで見てみたいですね。台本大変そうだけど……(笑)
■ワンド人気投票、ついに結果発表!
既に公式サイトにて結果が発表されておりますが、皆様ご覧になられたでしょうか。……どうでしたか?
発売日から一ヶ月間を投票期間とさせていただきましたが、実際フルコンプしてから投票できた方なんて
ほとんどいなかったんじゃないでしょうか……(笑)
結果として、応援バナーキャンペーンに引き続き、アルバロが第1位だったわけですが。
正直なところ、それまでの感想メールの傾向からなんとなくこの結果自体は予想できていたものの、
まさかここまで票数がブッちぎりだとは思いませんでした……(笑) アルバロ強すぎる。なんだこれ(笑)
ただ、データやコメントを見てみると、プレイ前に投票していたり、ルートに入る前に投票していたりと
「本当にいいんですか!?プレイ後に後悔してませんか!?」と心配になる方も結構いらっしゃいまして、
ちょっとハラハラしてもいます。まあ、それを差し引いても彼の1位はまったく揺るがないんですが。
アルバロルートはいろいろ冒険したルートでもありますので、おそらくかなり賛否両論の反応になることを
覚悟の上で仕上げました。ですが、プレイした上で、なお彼が好きだと仰ってくださる方の多さを見て、
今度こそ心の底からホッとしております。(笑)
また、ビジュアルや声優さん効果で票を投じてくださった方にも感謝を。それだけ魅力あるデザインだと
思っていただけたことも、是非にとお願いした声優さんがぴったりだと思っていただけたことも、すべて
私たちにとっては有り難いことです。どうもありがとうございました!
そんなわけで、1位獲得記念として薄葉カゲローにはアルバロさんのサービスショットを描いてもらい、
結果発表ページにも掲載しているわけなんですが。「これはサービスだから!フルスロットルで!」と
言ったのは私でありながら、本気すぎてうっかりときめいてしまいました。くそう、ものすごく悔しい(笑)
若干加工をマイルドにしてあるので気づきにくいですが、これ逆光です。画面手前に突っ張った腕を見ると
なんとなくシチュエーションがご想像いただけるかと思います。おのれアルバロめ……!
「ん? 賞品なんていらないよ。1位のご褒美なら、これからもらうから」
(鎖で繋いだペットの評価は飼い主の勲章だ。いい子にしていた褒美くらい、もらってもいいだろう?)
そんな彼の言葉が聞こえてきそうであります。悔しいのでSさんに壁紙加工していただきました。(笑)
赤と黒で、なんとも彼らしい配色になっております。お好きな方をお持ち帰りくださいませ。
また、後日「オトメイトモバイル」の方でこちらのイラストを待受画面にして配信するそうです。
とりあえず順位をザッと見て、「おいおい」と思ったのは仮面だったわけですが。(笑) なんだあれ。
何故に仮面があの位置にいるのかよくわかりません!(笑) いや、私も好きですけどねあれ。
他メインキャラの順位にしても、わりと予想通り……でしょうか。エストの二位はうれしかったです!
ちょっと個人的な事情で恐縮なんですが(笑)、年下キャラは人気出ないよって以前言われたことがあり、
「そんなわけあるかー!」と思って作ったのがエストだったので、「ほら見ろー!」と思ってます(笑)
三位のラギは最終試験のラストで大きく人気を伸ばした印象。かわいい→かっこいい、への変化なども
大きなポイントになったようですね。突っ走れ思春期少年!
四位のノエルは応援バナーキャンペーンでの雪辱を果たすべくずいぶん頑張りました。笑いと感動が
彼への愛情を産んだのでしょうか。しかしコメントの飴とムチっぷりが激しかったのも特徴です(笑)
五位のユリウスは、見た目と中身のギャップがポイントだったようです。このブログでは再三あいつは
ただの魔法オタクですと主張して参りましたが(笑)、まさかあそこまでとは!という方が多かったです。
六位のビラールは、「殿下結婚して!」のコールが誰よりも多かった(笑) ゲーム中で彼を「殿下」と
呼ぶのはアルバロだけのはずなんですが、何故か皆様のほとんどがナチュラルに「殿下」呼びな罠。
七位以下のキャラクターについても、暖かいコメントをたくさんいただいています。ありがたいです!
というか、今回本当にコメントすごかったです……(笑) 結果発表ページに載せさせていただいたのは、
とりあえず短めでネタバレしていないものを選ばせてもらったんですが、とにかく炸裂してました……!
すごく素直に萌えを叫んでいるもの、キャラに対する愛情を切々と訴えるもの、物語のテーマなどを
深く考察しているもの、そして……何故か恒例と化しているネタコメント。(爆笑)
とにかく今回はコメントの量がすごかったです。コメント自体の数も、文字数的な意味でも。(笑)
本当に皆様ありがとうございます。大変励みになりましたし、何より読むのが楽しくて仕方なかったです。
というわけで、勝手ながら私共の方で「コメント王者」という枠を作らせていただきました。
もうこれは細かく集計するまでもなかったです……。票数に対してのコメントの割合、そして何よりも……
文字数。(笑)
人気投票のコメントに限らず、ブログ宛てのメールでも、どんだけですかと言うほど文字数たっぷりの
感想を集めているキャラクターがいるんです。メールに至っては数千文字レベルの感想がよく来ます。
そいつは一体誰なのか。……なんとなく想像がついた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そのキャラクターとは――
ノエル。
……おまえってやつは、と心から言いたくなるほど、彼に対する感想の熱さはハンパなかったです。
そして愛情に満ちた感想の中に紛れたネタ率の高さもハンパなかったです。ノエルのせいで何度米粒が
飛びそうになったかわかりません。笑いにむせた回数=プライスレスです。
人気投票ではうっかり順位を上げていましたが、なのにコメントには「今回も最下位だったらおいしい」と
書かれてしまうノエル。票を投じた皆様は一体何を期待しておられるのでしょうか!(笑)
中には「たまには報われて欲しい」という暖かいメッセージも多々ありました。愛されて幸せだなノエル。
ということで、審査員特別賞ちっくなアレですが(笑)、まあとにかく皆様の凄まじい愛にお応えしまして、
またも薄葉カゲローに頑張ってもらいました。アルバロさんは皆様へのサービスを主眼としておりましたが、
ノエルの場合は主にノエルへのご褒美のようなものなので多分萌えとか関係ないですが……(笑)
…………。
多分ユリウスまったく無反応だけど。どんだけ自慢しても、普通に「そうなんだ、よかったねノエル」って
言われておしまいだと思いますけども。(笑)
投票結果やメールでの感想など、今回は企画でしたので順位をつけさせていただいておりますが、基本的に
ワンドの世界はあんまり優先順位とか気にせずに展開していきたいなあと思っております。
最初からキャラを指定された描き下ろしなどは別ですけども、そうでない場合はみんな適当な感じで。
実際今描きためているカラーイラストなども全部バラバラですし、そういうのが似合う作品だと思うので。
はーっ、今週も長くなってしまいましたね(笑) いただいたメールなどにちょっとした質問などを書いて
くださっている方もいらっしゃるので、どこかで答えられるものは答えようと思うのですが、ちょっと
今週は無理でした。来週辺りでなんとかできるといいなあと思っております。いつもありがとうございます!
それでは、今週はこれで。来週もまたよろしくお願いいたします!
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