원문 : http://blog.otomate.jp/staffblog/2009/04/post-61.html
皆様こんにちは! 金曜【ワンド オブ フォーチュン】の更新日です。
【薄桜鬼 随想録】の記事とあわせまして、担当のいわたがお送りいたします。
さてさて、20日発売のB's-LOGはもうご覧いただけましたでしょうか?
今月もワンドの記事は充実の8P、盛りだくさんな内容となっております!
連載企画は先日のバナーキャンペーン中間発表での暫定王座・アルバロの特集です。
エルバート、アミィなど、サブキャラにスポットを当てたイベントの紹介もあります。
メインキャラは……ついに勝負をかけてきたノエルの本気顔がついに公開です(笑)
薄葉カゲローが言うには、
「ノエルは身動きせずに表情も崩さなければワンド最強のフォトジェニック」だそうです。
私も心からそう思います。動かず、しゃべらなければ、ものすごくかっこいいです。
……まあでも別に、ノエルが一から十までネタしかないキャラだとも私は言ってないので、
これはこれでまた彼の持つひとつの顔であることは間違いないわけですが。にやにや。
それはさておき(笑)、
ありがたいことに、B's-LOG来月号ではワンドが表紙の大役を務めさせていただきます!
つい先日この表紙絵が描き上がったのですが、約1名張り切りすぎている子がいます(笑)
とうとう表紙かー、と薄葉カゲロー共々感激しております。来月は絶対本屋さんに表紙が
でーんと並んでいるのを見に行こうと思います。
さて、今月はビラール役の高橋様、ラギ役の柿原様のインタビューが掲載されております。
先月同様、今回も私なりのアフレコレポを軽めに書いてみましょう。
まずは、ビラール役の高橋広樹様。
ビラールというキャラクターは「異国の王子」「カタコトしゃべり」という要素があり、
それだけで相当難しい役になっていました。
実際、収録の前には「どこまでカタコト感を出すか」という点を気にされていましたね。
ここのさじ加減はとても難しくて、あまりやりすぎると面白い人にしかならず、
恋する対象の乙女ゲキャラとしては厳しいことになってしまうのです。
高橋様もそこをよく理解してくださっていて、台本と設定を読んだ段階で、カタコト演技の
度合いを何パターンか用意してきてくださっていました。
最初に「かなりカタコトな感じ」でしゃべってみていただいたのですが、これがもう本当に
「日本に憧れて観光に来た外国人」そのもので……(笑) 最初の一言で現場のスタッフが
思いっきり吹いてしまったため(笑)、そこから徐々にカタコトレベルを落としていき、
現在のビラールになったというわけです。
ビラールは、ノエルとはまた別の意味で「振り幅の大きい」キャラクターであり、
加えて「カタコト」という要素がある分、非常にデリケートな演技が求められました。
場合によっては多少、雰囲気重視のために声が変わっても構わない、と指示を出しましたが、
高橋様の「それは悔しいのでなんとか頑張ってみます」の一言は本当に頼もしかったです。
そして実際きっちり「ビラール」の声のままで演じきっていただけたことは、プロの誇りを
目の当たりにした気分でした。本当にすごかったです。
余談ですが、高橋様がインタビューで仰っていた「ビラールはお味噌汁かけごはん」という
表現はまさしく!といった感じで、ちょっと感動してしまいました(笑)
これは実際にビラールのEDを見て実感していただきたいです。そのものズバリですから!
高橋様、本当にありがとうございました!
次にドラゴン化がおいしい(笑)ラギ役の柿原徹也様。
ラギは言動も行動も非常にわかりやすいというか、お約束的要素の強いキャラクターです。
柿原様もインタビューで仰っておられましたが、「完璧なツンデレ」なんですよね。
「べ、別におまえのためにやったんじゃないんだからなっ」というような、テンプレで。
もちろん、「ただそれだけ」のキャラにはしていないつもりですが(笑)、だからこそ
ツンデレ部分を徹底しないとつまらなくなるかなあ、と収録前は感じていました。
ですが、柿原様のカンの良さはピカイチで、そういった匂いを嗅ぎ取ってくださったのか、
こちらが指示を出すまでもなく、見事なツンデレを徹底的に演じきってくださいまして!
「ここまでわかりやすいと気持ちいいよね!」と聞いていたスタッフが漏らすほどに(笑)、
素晴らしい仕上がりになりました。
「かなりツンデレにしちゃってるんですけど大丈夫ですか? やりすぎてないですか?」と
収録の合間に確認しておられましたが、ちょうど破壊力のあるツンデレシーンの直後で、
スタッフ的に「ラギかっわいい!」と悶えていたときでしたので、確信犯のセリフにしか
聞こえませんでした(笑) さすがです。プロってすごい。
柿原様といえば帰国子女ということでも有名ですが、ところがどっこい、台本上の言葉の
使い方やニュアンスを最も気にされる方でした。時にはこちらでうっかりチェック漏れに
なっていたミスを指摘されたり、セリフの語尾のニュアンスなどを「よりラギらしく」と
変更の打診をされたり……。それだけきっちり台本を読み込んでいただけたということが
本当にうれしかった覚えがあります。
ですので、ラギの演技については極力、柿原様の中に息づくラギ像をそのまま活かせるよう
柔軟に対応させていただきました。そしてそれが結果的に成功していると思います。
あとは、ちびドラゴンに変化した際の声ですね! 普段のラギよりずっと高くて可愛い声で
演じ分けてくださっていて、そちらも女性スタッフには大好評でした(笑)
何かといじられがちなキャラクターのラギくんですが、徹底したツンデレぶりを楽しみつつ
シリアス展開の部分では打って変わって「かっこいい!」と思えるパートもあります。
そちらはそちらで、柿原様の本領発揮!とも言える演技を繰り出していただきましたので、
ぜひぜひ皆様も楽しみにしていてください!
柿原様、本当にありがとうございました!
以上、簡単ながらも収録レポでした。
先月、ユリウスとノエルは「魔法学校の生徒との恋」という主題に添ったコンセプトだと
書かせていただきましたが、ビラールとラギの二人は「ファンタジー枠」です。
異国の王子様であるビラール、ハーフドラゴンであるラギ。どちらも少し異質なものを
持っているわけで、ストーリーの要となる部分もそこを掘り下げていく形です。
何よりもこの二人のストーリーは、クライマックス部分の展開が、
まさしく「ファンタジー」としか言いようのないものになっていると思います。
綺麗な流れが作れたかな、と思いますので、ぜひ体感していただきたいですね。
というわけで、今日もお土産を置いておきます。今週はラギですね。
このラギ、実はかなり気に入っています。出るゲーム間違えてるような気がしますが(笑)
どこかのアニメとかRPGとかで主役張ってそうに見えませんか。崖の上で風に吹かれて
黄昏てるシーンとかが勝手に浮かんでくるんですが。
……それと、敢えてもうひとつオマケを。
「ノエルって、最初からこの路線でいけばもっと人気出たんじゃない?」という一言で
作ってみた「詐欺バナー」です。Sさんに「全力でお客様を騙す方向で」と依頼しました。
似たようなセリフなのに、こうして見ると孤高の天才っぽく見える不思議。
でもやっぱり、これじゃつまらない気がしてしまうノエルクオリティ。うーん……。
……それでは、今週はこれで。(笑) また来週お会いしましょう。
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